秋の鎌倉は、色づく紅葉と歴史ある寺社が織りなす、風情たっぷりのシーズン。2025年も、鶴岡八幡宮の例大祭や長谷寺のライトアップ、美術館の特別展など、心踊るイベントが目白押しです!
この記事では、秋の鎌倉を満喫するための厳選イベントカレンダーをご紹介。アクセスや混雑情報、周辺のおすすめスポットも合わせて、観光プランづくりに役立つ情報をたっぷりお届けします。
1. 鶴岡八幡宮 例大祭(9月14日~16日)
鎌倉の秋の幕開けを告げる、伝統の祭礼。鶴岡八幡宮の象徴的な行事です。
- 9月14日(宵宮祭):18:00〜 鎌倉囃子、献茶会、合唱、和太鼓が夜の境内を彩ります。
- 9月15日(例大祭・神幸祭):10:00〜 厳かな例大祭、13:00〜 神輿渡行と八乙女舞。平安絵巻のような華やかさが魅力。
- 9月16日(流鏑馬・鈴虫放生):13:00〜 勇壮な流鏑馬、17:00〜 神池での鈴虫放生で締めくくり。
アクセス:JR・江ノ電「鎌倉駅」から徒歩10分
ポイント:有料観覧席(約5,000円~)の予約が◎。
混雑回避には朝早く訪問を。終演後は小町通りでの食べ歩きもおすすめ。

2. 長谷寺 NIGHT TABLE 2025(10月10日~13日)
秋の夜、長谷寺が贈る贅沢な体験型イベント。
- ライトアップされた境内での「花盆栽」インスタレーション(石原和幸氏による演出)
- 観音堂でのライブ演奏と、湘南食材を使った本格ディナー
予約:事前予約必須(公式サイトより)
アクセス:江ノ電「長谷駅」から徒歩5分
ポイント:少人数制なので、静かな夜を楽しみたいカップルに最適。
イベント前後には由比ガ浜で夕日を眺めるのも◎。

※出典:鎌倉 長谷寺ホームページより
3. 長谷寺 秋の夜間特別拝観(11月下旬~12月上旬)
紅葉のピークを迎える長谷寺が、夜のライトアップで幻想的な姿を見せます。
- 日没から19:00頃まで、境内全体が紅葉に包まれた光の世界へ
- 静寂の中で味わう、秋ならではの風情
拝観料:一般400円、小学生200円
アクセス:江ノ電「長谷駅」から徒歩5分
ポイント:混雑を避けるなら平日の夕方が狙い目。「鎌倉大仏(高徳院)」とセットで巡るのもおすすめです。



4. 鎌倉国宝館 特別展「国宝 鶴岡八幡宮古神宝」(9月6日~10月13日)
鶴岡八幡宮に伝わる国宝級の神宝を展示。彫刻や仏像の精緻な美を堪能できます。
入館料:一般700円前後(予定)
アクセス:JR・江ノ電「鎌倉駅」から徒歩10分
ポイント:展示室はコンパクトなので、1時間程度でじっくり鑑賞可能。鶴岡八幡宮の参拝と合わせて訪れましょう。
5. 御霊神社 例大祭・面掛行列(9月18日)
坂ノ下の御霊神社で行われる伝統行事。県指定無形民俗文化財にも登録された、歴史ある行列です。
- 12:00〜 例祭
- 13:00〜 湯立神楽(湯花神楽)
- 14:30〜15:30頃 面掛行列(雨天中止)
見どころ:10体の面をかぶった面掛衆が練り歩くユニークな行列。
妊婦姿の「おかめ」に触れると安産祈願になるとも。
アクセス:江ノ電「長谷駅」より徒歩5分
ポイント:観覧場所が狭いため早めの到着が◎。由比ガ浜からの散歩が気持ちよく、地元の雰囲気も堪能できます。


イベント比較表
日程 | イベント名 | 内容概要 | 入場料/予約 |
---|---|---|---|
9/6~10/13 | 鎌倉国宝館 特別展 | 古神宝・仏像展示 | 約700円/不要 |
9/14~9/16 | 鶴岡八幡宮 例大祭 | 宵宮祭、神幸祭、流鏑馬、鈴虫放生 | 無料/不要 |
9/18 | 御霊神社 面掛行列 | 湯立神楽と面掛衆行列 | 無料/不要(雨天中止) |
10/10~10/13 | 長谷寺 NIGHT TABLE 2025 | アート・音楽・ディナーの夜間特別拝観 | 16,800円/要予約 |
11/下旬~12/上旬 | 長谷寺 秋の夜間特別拝観 | 紅葉ライトアップと境内散策 | 約400円/不要 |
まとめ
鎌倉の秋は、伝統と自然、芸術が融合する特別な季節。勇壮な流鏑馬、幻想的な紅葉、ユニークな仮面行列、静かな美術館…。それぞれの秋を味わえる魅力的なイベントが揃っています。
旅行の計画はお早めに。最新情報は各イベントの公式サイトでご確認のうえ、心に残る秋の鎌倉を楽しみましょう。