鎌倉の梅が彩る季節が到来!春の訪れを感じる梅の名所巡り

冬の鎌倉は、寒さの中にも静寂と温かみを感じられる特別な季節です。
鎌倉では、梅の花が咲き始め、街に優しい香りと彩りを添えています。梅の花は、桜よりも一足早く春の訪れを告げる存在。静かで趣のある鎌倉の風景と、可憐に咲く梅のコントラストを楽しみながら、ゆったりとした時間を過ごしてみませんか?
今回は、鎌倉で梅の花を楽しめるおすすめスポットをご紹介します。

目次

1. 長谷寺の梅と幻想的なライトアップを楽しむ

『古民家の宿 鎌倉楽庵』、『お宿 鎌倉楽庵ハナレ』から徒歩で訪れることができる長谷寺。歴史と自然が調和するこの美しいお寺では、梅の季節になると境内が華やかに彩られ、訪れる人々を魅了します。
日中の美しい梅の景色だけでなく、夜には梅のライトアップが行われ、昼間とは一味違う幻想的な風景を楽しむことができます。静寂の中でほのかに照らされた梅の花は、より一層美しさを増し、まるで別世界に迷い込んだかのような気分に。境内の仏像や池とともに浮かび上がる光景は、心を癒してくれる特別な体験となることでしょう。

【梅ライトアップ期間】
 期間:令和7年2月8日(土)〜令和7年2月24日(月)
 時間:日没~ 18:30(最終受付) 19:00閉山
 ※天候や状況により変更される場合がありますので、詳細は長谷寺の公式HPをご確認ください。

2. 瑞泉寺(ずいせんじ) – 静寂の中に咲く梅の花

瑞泉寺は「花の寺」として知られ、四季折々の美しい花々が楽しめる鎌倉屈指の名刹です。特に梅の季節には、境内が華やかな梅の花に包まれ、訪れる人々を魅了します。

梅の木の多さは鎌倉随一!
瑞泉寺には数多くの梅の木が植えられており、その本数は鎌倉随一を誇ります。紅梅・白梅・ピンクの梅など、さまざまな品種が咲き誇り、2月から3月にかけて境内は甘い梅の香りに包まれます。山あいに位置する静かな境内で、春の訪れをじっくりと感じながら散策できるのが魅力です。

鎌倉市天然記念物「黄梅」
瑞泉寺には、鎌倉市の天然記念物に指定されている**「黄梅(おうばい)」**があります。通常の梅とは異なり、黄色い花を咲かせる珍しい品種で、瑞泉寺を訪れた際にはぜひ見ておきたい貴重な花のひとつです。黄梅の鮮やかな黄色が、境内の静寂な雰囲気の中でひときわ美しく映えます。

梅の見頃:2月中旬~3月上旬

3. 鶴岡八幡宮 – 源氏池のほとりで梅を愛でる

鎌倉の中心に位置する鶴岡八幡宮でも、梅の花を楽しむことができます。特に、源氏池の周辺には白梅や紅梅が咲き誇り、水面に映る花の姿がとても風情があります。境内の散策とともに、春の訪れを感じるひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか?

梅の見頃:2月上旬~3月上旬

4. 鎌倉散策でふと出会う、梅のある風景

 鎌倉の魅力は、有名な梅の名所だけでなく、街を歩きながら思いがけず美しい風景に出会えることにもあります。梅の季節になると、寺社仏閣の庭園だけでなく、静かな小道や民家の庭先、公園の一角など、ふとした場所に梅の花が咲いているのを見つけることができます。

鎌倉の散策では、路地裏や石畳の道を歩きながら、ひっそりと咲く梅の木を見つける楽しみがあります。お寺の門前に咲く梅、苔むした庭に寄り添うように咲く一本の梅、歴史ある石垣に寄り添うように咲く紅梅や白梅。そのひとつひとつが、春の訪れをそっと教えてくれるかのようです。

特に、鎌倉の寺院では、境内の庭園や参道に梅が植えられていることが多く、静かな雰囲気の中で、ゆっくりと花を愛でることができます。長谷寺や瑞泉寺、英勝寺、荏柄天神社などを巡る際には、ぜひ足元や庭の片隅にも目を向けてみてください。

ふと目にした梅の花の美しさに心が和み、歩くたびに新しい発見があるのが、鎌倉散策の楽しみのひとつ。ぜひ、この季節ならではの鎌倉の風景を探しながら、ゆったりと春の訪れを感じてみてはいかがでしょうか?

 鎌倉の梅は、例年 1月下旬から3月上旬 にかけて見頃を迎えます。品種によって開花時期が異なるため、長い期間にわたって楽しめるのも魅力のひとつ。特に2月中旬ごろは、多くの梅の花が満開になり、最も美しい景色が広がります。

 梅の花が咲き誇る鎌倉は、春の訪れを感じるのにぴったりの場所。歴史ある寺社仏閣を巡りながら、可憐な梅の花とその香りを楽しんでみてはいかがでしょうか?
鎌倉の梅の名所を巡る、心温まるひとときをぜひお楽しみください。

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